C言語入門 第7回 変数のスコープ


第7回のポイント

変数
変数は格納する情報量に応じて以下のような変数を使い分けます。
 型の種類型 大きさ 
文字型char1バイト 
整数型 short2バイト 
整数型int 4バイト 
整数型 long 8バイト 
浮動小数点型        float 4バイト 
浮動小数点型double 8バイト 
適切な変数を使い分けることによって利用するメモリ容量を抑えることができます。スマートフォンなど、比較的メモリ容量の少ないマシンでもプログラムを動かすためには利用するメモリに配慮しながらプログラムを書く習慣をつけるとコンパクトなプログラムを作ることができるようになります。

変数のスコープ(有効範囲)と寿命

変数は{ }の間でのみ有効です。すべての関数で共通して変数を利用したい場合は、すべての関数の外で定義することで利用できます。
int a;とすべての関数の外で定義すればプログラム全体で、すべての関数の外でstatic int a;と定義すれば、定義した変数の存在するソースファイルの中でのみ有効になります。

googleドライブ上にこの講座のプログラムコード、スライドデータを置いています。
https://drive.google.com/folderview?id=0B7jeGhcD18UYZjlDalQwRGpVLWM&usp=sharing

以下はビデオで作成したプログラムコードです。

//Study07.c
#include <stdio.h> 
void keisan(void);//関数のプロトタイプを宣言
static int goukei=20;

int main (int argc, const char * argv[])
{
    int x=10;
    goukei=goukei+x;
    keisan();
    printf("goukeiの値は%d\n",goukei);
    return 0;
}

void keisan(){
    int x=50;
    goukei=goukei+x;
}

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