第9回のポイント
前回のおさらい(カプセル化)
メソッドを経由してフィールドメンバ(変数やオブジェクト)にアクセスすること。なんでカプセル化するか?
実際のプログラムは多くのクラスで構成されます。カプセル化するとデバッグをする時に論理的なエラーを見つけやすくなります。メソッドのオーバーロード
引数の数や型が異なれば同じ名前のメソッドを複数定義することができる。コンストラクタ
クラスの初期化を目的とした特殊なメソッドです。 戻り値を持ちません。 コンストラクタもオーバーロードできます。Teppan t = new Teppan();//newから右がコンストラクタ コンストラクタの定義の仕方によっては引数が入ることもあります。
this演算子
自分のクラス内のインスタンス変数を示す時に利用します。 (インスタンス変数は次回解説します)例 this.temp = temp;//フィールド変数のtempにtempを代入
googleドライブ上にこの講座のプログラムコード、スライドデータを置いています。 https://drive.google.com/folderview?id=0B7jeGhcD18UYM0JtUG8xQm1CeU0&usp=sharing
以下は実際にビデオの中で作成したプログラムです。
public class Study09 {
public static void main(String[] args) {
Teppan t = new Teppan();
t.setTemp();
System.out.println("現在の温度は"+t.getTemp()+"度です。");
t.setTemp(200);
System.out.println("現在の温度は"+t.getTemp()+"度です。");
System.out.println(t.yaku());
}
}
class Teppan{ //鉄板クラス
private int temp=0;//鉄板の温度
Teppan(){
this.temp=0;
}
void setTemp(){
this.temp=180;
}
void setTemp(int temp){
this.temp=temp;
System.out.println("温度を"+this.temp+"にしました。");
}
String yaku(){//焼くメソッド
return temp+"度で焼きました。";
}
int getTemp(){
return temp;
}
}
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