Objective-C入門 第1回 Objective-Cとは?

第1回のポイント

Objective-Cを学ぶにあたり

 最低限C言語の基本文法を理解している必要があります。また、javaの経験があれば、すんなりと入っていけます。

Objective-Cとは

 C言語にオブジェクト指向のプログラミングができるようにした言語。 java言語と違い、C言語を拡張した言語仕様なので、ちょっと無理矢理っぽい。 言語仕様は今後も拡張、変更されると思わます。

どうして今Objective-Cなのか?

 iPhoneやiPad上で動作するiOSやMac上で動作するMacOSXで動作するアプリケーションを書くにはObjective-Cが必要だから。ただし、Webアプリケーションという 開発アプローチをとれば、HTML+CSS+javascriptの組み合わせでアプリケーションを開発することも可能です。

オブジェクト指向とは

 プログラミングを簡単にする考え方。はじめはとっつきにくいかもしれませんが、理解すればサクサクプログラムを書けるようになります。

API・フレームワーク

 様々な機能を実現するため、あらかじめ用意された命令セットで、利用するときには、辞書で英単語を調べるように探し出し、自分自身が実現したい機能を実装します。

最大の難関は英語

 Objective-Cの開発環境であるXcodeはバージョン4より英語版のみの提供になっています。ツールは使っていくうちに慣れてくるので、英語の開発環境だからとあきらめず、使ってみることがObjective-Cを攻略する最大のポイントになります。また、APIのドキュメントも英語の文章を読む力を必要とされますが、ネットで探せば、日本語のドキュメントもあるので、根気よく自分のほしい情報を探す力や、英語のドキュメントを読む力を必要とされます。

googleドライブ上にこの講座のプログラムコード、スライドデータを置いています。
https://drive.google.com/folderview?id=0B7jeGhcD18UYdkVDbE05d2o2Y2c&usp=sharing
以下はビデオで作成したプログラムコードです。

//Study01.m
#import <Foundation/Foundation.h>

int main(int argc, const char * argv[])
{
    @autoreleasepool {
        NSLog(@"Hello, World!");
        
    }
    return 0;
}