GWに学習したことのその2 Cordova

 CordovaはPhoneGapとも言われる、Android,iOSのネイティブな機能をjavascriptで利用できる仕組みです。これを使うと、HTML5+CSS3+javaScriptでAndroid,iOS両方で動作するアプリを一度のコーディングで開発することができます。
 初めて開発をする方はブラウザ上のIDEで開発できるMonacaが無料で利用できるプランもあるのでオススメです。私もMonacaを使っています。
 今回はGWということで、1からCordovaでの開発環境を用意して、今まで作ったアプリを公開するところまでやってみました。

作業の大まか流れとして
・Cordovaのインストール ->Googleで検索すれば日本語の情報が出てきます。
・プロジェクトの作成 プロジェクトはCLIベースで作成します。
 Googleドライブにプロジェクト作成のシェルスクリプトを保存しました。こちらを参考にしてみてください。
参考リンク:GoogleドライブCordovaフォルダ make_cordova_project.shというファイルがあります。
・コーディング オススメのツールはVisualStudio Code(無料)です。Cordovaのプラグインをインストールすることでデバッグ等ができるようになります。JQueryやOnsenUIなど外部のフレームワークを利用するときには、CDN経由の場合、アドレスがhttpsでないと動作しないなどの制約がありました。ですので、すべて、自分自身のプロジェクトにダウンロードして使うのが良いです。
・エミュレータでのデバッグ環境の構築
 iOSのエミュレータでデバッグする場合はMacが必要。さらに、XCodeというIDE
(統合開発ツール)のインストールが必要になります。(こちらは結構簡単にできました。)
 Androidのエミュレータでデバッグする近道はAndroid StudioというIDEをダウンロードして、一緒についてくるエミュレータでデバッグできるようにしました。(こちらはできるまでに少し手間取りましたが、ググりながら解決しました。)

・APKの作成 アプリ用のアイコンの準備をします。あとAPKに署名を付ける作業はCLI(キャラクタ・ユーザーインターフェース すなわちコマンドライン)で行います。
こちらもググればやり方が出てきます。
・Google Play,Amazon app Storeへの公開。(今回iOS用はリリースしていません)
 アプリの実行画面等が必要になります。あと、バージョンアップをするためにはアプリ名と、署名が同じでないとできません。新規のアプリ登録になってしまうので、アプリ名と署名はしっかり管理することが重要です。

最後に、今回cordova-plugin-admob-freeという広告をつけるプラグインをつけてみたいという理由でCordovaの開発環境の構築を行ったのですが、やはり、広告を付けて、サクッとアプリを公開するなら、断然Monacaの有料のプラン(月2,000円 年20,000円)を利用するほうがよっぽど効率が良いというのが個人的な感想です。

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