(サポート情報)めんどうな作業が秒速で終わる! Excel x Python自動化の超基本

 更新日:2021/5/29

 このページでは、「めんどうな作業が秒速で終わる! Excel x Python自動化の超基本」のサポート情報を公開しています。

サンプルコードのダウンロードリンク

 サンプルコードは以下のリンクから直接アクセスしてダウンロードすることが可能です。

https://drive.google.com/drive/folders/1nDJ5klUNge11T8_cd5cxCb5PzLNtqSN-

Chapter1-03 Pythonをダウンロードしよう!(20ページ)

 Windows,Mac共に快適に本書のコードを実行していただくために、Anacondaをダウンロードしてインストールされることをお勧めします。Anacondaをインストールすることで安定したPythonとpandas等のライブラリを用意することができます。本書に記載してあるライブラリのインストールの多くを省くこともできます。Anacondaは以下のアドレスからダウンロードすることができます。この作業を行うことにより、Pythonのインストールは不要となります。

参考リンク:Anacondaのインストール 

 Windows,MacともにPython3.9.xでも問題なくpandaが動作することを確認できました。(2021/5/29現在)

Chapter1-07 ライブラリを使おう!(40ページ)

 pipやpip3を利用した後に以下のような警告が出ます(xは任意の数値)

WARNING: You are using pip version 2x.x; however, version 2x.x is available.

こちらにつきましては、警告なのですこしびっくりされるかもしれませんが表示されても問題ありません。気になる方はVisual Studioのターミナルの画面で以下を実行することで警告が表示されなくなります。

Windowsの場合 pip install --upgrade pip

Macの場合 pip3 install --upgrade pip

Chapter2-09 まずはプログラムでExcelに記入してみよう!(50ページ)

 プログラムを動作させる上で重要なポイントを説明します。ちょっとしたことが原因でプログラムが動かないこともあります。うまく行かない場合は以下をお読みいただき問題解決に取り組んでいただければ幸いです。

Windowsでプログラムを動かす場合

 Cドライブの直下にpythonというフォルダを作成し、その中にプログラムコードやエクセルのファイルを保存しプログラムを実行するようにしてください。お使いのパソコンでOneDriveを使っていたり、Windowsのユーザー名が日本語の場合、うまくファイルを読み込めなかったり、ファイルがあるにも関わらず、ファイルがないとエラーが出たりすることがあります。これは日本語のフォルダ名が文字化けを起こしたり、OneDriveで保存した情報の同期が取れず、ファイルがあるにも関わらず、無いことになってしまうことが原因であると考えられます。

Macでプログラムを動かす場合

 「書類」または「デスクトップ」フォルダ上にpythonというフォルダを作成し、その中にプログラムコードやエクセルのファイルを保存しプログラムを実行するようにしてください。

プログラムを実行するまでの流れ

 Visual Studio Codeでpythonのコードを実行する場合、コードを保存し、xxxxx.pyとpythonのファイルであることがプログラムを実行できる大切な条件になりますので、必ず保存をしてからプログラムを実行するようにしてください。ファイル名の最後に.py とつけることがとても重要です。

1.Visual Studio Code上にサンプルコードを貼り付けます。打ち込んでも良いのですが、素早く実行結果を得るためにはサンプルコードをコピーアンドペーストされることをお勧めします。

2.「ファイル」メニューから「名前を付けて保存」を選び、保存を行います。保存時には英語や数値を使ってファイル名を決めて保存します。その際、pandas.pyやcopy.pyなどといった、pythonで利用する命令やライブラリと同じファイル名にするとプログラムが上手く動作しません。pg01.pyのように名前を付けて保存をしてください。

3.ファイルを保存することで、Visual Studio Codeの下部にpython 3.x.xと表示されているはずです。Macの場合、2.7.6になっている場合がありますが、その場合は3.x.xになるように変更してください。

4.「実行」メニューから「デバッグなしで実行」を選ぶとプログラムが実行されます。

作成されたエクセルブックを開く方法

プログラムを実行するとExcelのファイル(.xlsx形式)が作成されます。こちらを開くためにはお使いのコンピュータにExcelがインストールされている必要があります。もしもお手元のコンピュータにExcelがインストールされていない場合はGoogleスプレッドシートを使う方法もあります。

参考リンク:Googleスプレッドシート


38.Excelブックを翻訳する(214ページ)

 214ページのプログラムを実行すると

AttributeError: 'NoneType' object has no attribute 'group

と表示され、うまく翻訳されない場合があります。(2020年12月25日現在)その場合Visual Studio Codeから以下の2つのコマンドを実行後改めて翻訳のプログラムを実行してみてください。

Windowsの場合

pip uninstall googletrans

pip install googletrans==4.0.0-rc1


Macの場合

pip3 uninstall googletrans

pip3 install googletrans==4.0.0-rc1

ただし、この方法は一時的なもので、今後は上の作業をしなくても翻訳できるようになると思われます。

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